小説二作目とサイトを作りました。

 夢亡き世界を公開し終えてから二作目の小説を書き始め、ようやく完成した。小説自体は2月ごろには概ね書き上がっていたが、ある思いつきもありここまで時間がかかってしまった。

 それは小説投稿サイトだけでなく自分のサイトにもアップすること。そこでは総ルビで読めて、かつルビをオンオフで切り替えられるようにしたいという思いだった。

 きっかけはルビ財団という団体の記事を見たこと。その財団では総ルビを勧めていて、その考えに共感したからだった。

 また「若者の読書離れ」というウソ(平凡社新書)という本でもルビ振りの重要性について指摘されていた。

 記事を読んだ当時、ルビ財団ではサイト上でルビのオンオフを切り替えられるソフトは提供予定と書かれていてリリースはされていなかった(最近リリースされたそうで不思議な偶然を感じている)。

 そのため初めてのことだったが自分なりにプログラムを勉強して作ってみようと思った。

 一ヶ月ほどProgateというサイトでhtml, css, javascript, phpの講座を見ながら、Wordpressでサイトの構築を始めた。

 試行錯誤しながら、なんとかルビ振りのプログラムを作ることができた。また自分のこだわりとしてルビなし→一部ルビ→総ルビと切り替えられるようにした。

 辞書としてのふりがなの入力に手間はかかるが、同じ文字でふりがなが変わる文字(通ったと通ったなど)にも、それぞれ個別にルビが振れるようになった(辞書作りは一部手入力なのでミスはあるだろうが……)。

 当サイトと、小説投稿サイト(なろうカクヨムNOVELDAYS)で忌子という小説を週一でアップしていきます。第一話~第五話まで公開中です。

 どのサイトでも読めるものは同じですが、前述したように当サイトではすべてルビ振りをしていてオンオフも切り替えられます。

 また電子書籍も作成してBOOTHKindleで販売しています。続きが気になる方がいたら、そちらで購入していただければ最後まで読めます。

 BOOTH版はepubで販売しているので、横組みにできるビューワーであれば小説投稿サイトのような形式で読めます。Kindle版は縦書きのみです。

 電子書籍のルビに関しては登場人物たちの名前のみに振っています。

 全編、当サイトや小説投稿サイトにアップ予定なので、そちらで追っていただいて、もちろん大丈夫です。よろしければ読んでみてください。

 以下、作品についてです。

 タイトル:忌子

 あらすじ
 神社の娘として産まれた八乙女忌子は高校生活を送りながら巫女として神楽を奉納する日々を過ごしていた。

 穢れを嫌う忌子にある日、親友からネズミの死骸をプレゼントされる。親友が豹変した理由がわからない中、君は呪いにかかっていると声をかける謎の女性、仲間侑香里と小児科医の楠本優一が現れた。

 呪いは誰がなんのためにかけたのか。呪いに隠された真実とは。

 全35話 文字数:76516文字

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